ホワイトカラーを目指して就活を始めようと思っても、まず何からやればいいか分からないという人は多いと思います。
この記事では、就活を成功させてフリーターを卒業するためには、どのように就活をすすめればよいのか、具体的に解説します。
いろいろな手段を紹介するので参考になったものがあれば、あなたの就活に取り入れてみてください。
求人サイトでどんな仕事があるかを知る

まずは世の中にどんな仕事があるのかを見てみるのがオススメです。
求人サイトを使って実際にどんな仕事が募集されていて、どのくらい給料がもらえるものなのか、具体的な情報をチェックしてみましょう。
あなた自身の経歴を登録することでスカウトメールをもらえるタイプの求人サイトもあるので、どんな企業があなたを求めているか知るための目安にもなります。
気になる企業があれば、そのまま応募してみるのも良いでしょう。
他にも求人サイトに掲載されている求人の「応募条件」や「歓迎条件」を見ることで、実際に企業がどんな人材を求めているのかを知ることができます。
希望の業界や職種があるときは、そこで求められているスキルなどの条件をザッと調べることで、今後自分がどうスキルアップしていけば目標に手が届くかの目安にもなります。
例えば、目標とする会社ではプログラミングの実務経験2年が応募条件となっている場合であれば、一旦は未経験歓迎のところに入社して2年の実務経験を積むなど、根拠を持ってスキルアップの方針を決めることで、今後のキャリアアップも成功しやすくなるでしょう。
自分の得意を生かせる職種を探す

自分の得意を生かすためには、自分自身の深堀りが必須です。
私が就活の時によくやっていたのは、紙とペンを用意して、やりたいこと、好きなこと、得意なこと、小さい頃好きだったことなど、思いつくことをひたすら紙に書き出すことで、自分自身について振り返るという方法です。
そうやって、あえて自分自身のあらゆることを紙に書いて見えるようにすることで、自分の個性をあらためて自覚できるようになります。
ちなみに得意の基準というのは、他の人にとっては大変でも、自分にとってはそこまで大変じゃないことです。
誰よりも得意である必要はありません。
みんな苦しそうだけど、自分はそんなに苦痛じゃないなと思うことがあればそれを生かせそうな職種がないか探してみるのがいいでしょう。
もし、それでも自分は何をやりたいのかいまいちピンと来ない、自分に合う仕事が分からないという場合は、適職診断サービスの活用するという方法もあります。
適職診断サービスは質問に答えることで、あなたに向いている仕事を教えてくれるサービスです。
けっこう質問数が多くて回答が大変なこともありますが、その分色々な視点で深く分析してもらえるということなので、興味があれば試してみるのもいいでしょう。
自分自身の深掘りは、自己アピールが求められる場面でも役にも立ちます。
企業は自分たちの仕事に力を貸してくれる人を求めています。深掘りによって自分がどんな個性を持っているかを言語化できるようになれば、面接でも「自分はこれが得意だから御社のここで力になれると思います」と具体的で説得力のある自己アピールをすることができるでしょう。
調査・準備して応募してみる

実際に応募する会社が決まった場合は、その会社のホームページや口コミを調べてみましょう。
ホームページでは会社の規模や事業内容、上場企業であれば業績なんかも見ることができます。
特に経営理念のところは、その会社で仕事をする上で根本の価値観となるところなので、あなた自身がここに共感できるかどうかはとても重要です。
また、口コミに関しては、その会社の実態を表していることが多いので、こちらもチェックしておきましょう。
方法としては「会社名 口コミ」などで検索することで、口コミを集めてるサイトがあるので、それを使うことで転職者の生の声を見ることが出来ます。
ただし、口コミ系はその会社が合わなかった退職者が書いていることも多く、マイナスよりにバイアスがかかっている可能性もあるので、そこを考慮して参考にするのがよいです。
みんな価値観は人それぞれなので、ある人にとっては合わなくてブラックな会社でも、ある人にとってはこれ以上にないホワイト企業だという場合もあり得るからです。
はっきりと白黒つけられるほど簡単じゃないのが現実社会なので、どんな意見であっても常に疑って、自分にとってはどうなのかを考えながら情報収集しましょう。
自信が無いときは、転職エージェントの活用を検討する

自力の就活に自信がない場合は転職エージェントの活用を検討するのがオススメです。
転職エージェントと聞くと、すでに会社員の人向けのように感じるかもしれませんが、フリーター向けに特化した転職エージェントもいくつかあります。
就活に詳しい担当者があなたの状況に応じたアドバイスや就職先の案内をしてくれるサービスなので、具体的な相談をしながら就活を進めることができます。
それでもうまく行かないときは

就活を進める上で、なかなか面接にたどり着かなかったり、採用してもらえない場合もあるでしょう。
その場合、企業が求める人材とあなた自身の間になにかしらのギャップがあることが考えられます。
面接などでスキル不足や条件が合っていないことを指摘されるなど、何かしらのフィードバックを受けている場合は、それをヒントに、スキルアップや条件を下げるなどの対策を考えて再チャレンジするのがいいでしょう。