何も知らないフリーターが、就活という運ゲーの勝率を少しでも上げるための心構え

就職活動の大前提として、まず覚えておくべきなのは「就活の成功は運次第」だということです。

学校の勉強やテストと違って、就活は人と人との関係値で決まるという性質上、こうすれば必ず正解という答えはなく、同じように挑んでも受け取り方は相手方次第になるからです。

運ゲーはクソだと思うかもしれませんが、現実社会ではむしろ運ゲーこそが主流派です。

社会というのは結局のところ、人と人との関係値で決まることがほとんどなので、たとえどんな仕事を選んだとしてもこの運ゲーから逃れることはできません。

大切なのは、運ゲーをクソだと切り捨てて逃げることではなく、運ゲーの中でいかに結果を残すことができるかを考えて実践することです。

この記事では就職活動をという運ゲーをいかに攻略するかを考えるための心構えについて解説します。

目次

「面接の合否は運で決まる」と割り切ることで実力を発揮できる

面接では合否の結果に執着しすぎないことが重要です。

仮に実力的には十分だったとしても、必ず採用されるとは限らないからです。

例えば、受け入れる会社側でちょうど採用枠が空いていない場合なんかは、どんなに実力が高くても不採用になりやすく、逆に未経験でもいいからとにかく人手が欲しい場合であれば、採用されやすくなります。

自分のまわりでも、1回目に受けて不採用となった人が、時期を変えて2回目に受けたら採用された。なんて話を聞くことがありました。

なので、就活自体もあまり思い入れを強くし過ぎずに、ある程度割り切った心持ちで挑むのがオススメです。

つまり、採用されるときは何をしたって採用されるし、無理なときは何をしたって無理。くらいの心持ちがちょうどいいということです。

いまここで絶対に決めたいと力んで面接に挑むと、変に自分を取り繕うような話し方をしてしまって不信感をもたれる可能性もあります。

結局は運なのだからと割り切ってフラットな気持ちで挑む方が、余裕をもって受け答えできるので、実力も発揮しやすくなります。

ブラック職場は妥協も必要(でも絶対に避けるべきNG企業がある)

自分にぴったりな職場で働けるかどうかは、結局のところ運次第です。

その職場がブラックかどうかも実際に働いてみないとわかりません。

たとえ同じ職場でも、ブラックと感じるかどうかの基準が、人によって違うというのも判断が難しい理由の一つです。

仮に月の残業40時間が常態化している職場であったとしても、残業代を稼ぎたい人にとっては良い職場ですし、定時で絶対に帰りたい人にとってはブラックと言えるでしょう。

あなたにとってのブラック企業にあたらないことが一番ですが、あまりこだわりすぎても事前調査に慎重になりすぎて、就活自体が停滞してしまうなんてことにもなりかねないので、ある程度の妥協も現実的には必要になってきます。

ただし、ひとつだけ絶対に避けるべきブラック企業があって、人を騙して金を稼ぐタイプの企業だけは、社会を支えるという「仕事の原理原則」に反するので絶対にNGです。

売った商品に不具合があったなど、結果的に不義理を働いてしまったというのであれば仕方ない面もありますが、
初めからお金を巻き上げるのが目的で顧客を騙す企業だけは、分かった時点で距離を置くようにしましょう。

理想の職場で働ける確率が「少しでも高くなるように立ち回る」のが重要

運ゲーには運ゲーなりの攻略法があります。

それはスキルアップや事前調査などの準備をして挑むことで、少しでも理想の職場で働ける確率を上げるということです。

例えば、企業のホームページだったり、その職場の口コミのチェックをすることで、何をやっている会社なのか、職場の雰囲気は実際はどんな感じなのかを事前に知ることができます。

これだけで自分に合いそうな職場なのかある程度事前に分かる場合もあるし、調べたことは面接での受け答えや志望動機を書く際にも生かすことができます。

ただし、事前調査のやりすぎには注意が必要で、目安としては60点〜70点くらいをとれれば十分です。

60点〜70点の事前調査で勝率を上げつつ、残りは思い切って飛び込んでしまうイメージで、完璧を狙おうとすればするほど、一気に難易度が上がってその分無駄に時間がかかってしまうものなので、ある程度の準備をした時点で次のステップに進む方が効率がいいです。

100点の答え合わせは実際に面接に行ったり、そこで働いてみることで出来るので、どうしても合わない職場だった場合は、早めに次の職場を検討することができます。

たとえ転職になっても、一度正社員として働くことで身につけた社会人スキルは次の職場でも生かせるので、一発で当たり職場を引き当てることにこだわり過ぎないようにしましょう。

目的は少しでも理想に近い職を得ることで、完璧な準備を行うことではないので、準備だけに時間をかけすぎて歩みを止めてしまうのはもったいないです。

就活に限らず、実際に仕事をする上でもこの運ゲーを前提として、少しでも利益を拡大できるように立ち回る能力はあらゆる場面で求められるので、せっかく就活をするなら、運ゲーへの対応スキルを一緒に高めることを意識して挑戦するのがオススメです。

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