脱フリーターして良かったこと。ホワイトカラーの正社員になるメリット

この記事では私が実際にフリーターを辞めて、オフィスワーク中心のホワイトカラー職に就職してみて良かったと思うことを具体的に解説します。

私は元フリーターで、外の体力仕事ばかりやってきましたが、今ではオフィスワーク中心のホワイトカラー職に就職して10年以上同じ職場で仕事を続けています。

就職するか迷っている人、フリーターのままでいたいけど就職した場合のメリットも知っておきたい人などの参考になればと思います。

目次

収入面

年収が上がった

収入面が一番気になる人もいると思うので、一番最初に書きますが、私はフリーターから正社員のホワイトカラー職に転職したことで、年収がめちゃくちゃ上がりました。

当時、アルバイトをしていたときは年収が100万円を超えたことがありませんでしたが、現在の年収は毎年400万〜500万程度です。アルバイトはフルタイムでやってなかったというのもありますが、正社員だとある意味フルタイム強制ではあるので、稼ぎたいなら圧倒的に正社員だと思います。

また、正社員の場合は会社によっては、毎月の給料とは別に、賞与(ボーナス)をもらえることが多いです。
賞与は結構馬鹿にならなくて、私の場合、例えば500万円年収だったとして、そのうち100万円くらいは夏と冬にもらえる賞与の合計額が占めてます。

アルバイト生活のときは年金も満足に払えず不安でしたが、正社員になってからはきっちりと払えるようになりました。

有給休暇がある

また、正社員には有給休暇があります。有給休暇は理由問われずに休みをとれるという労働者の権利で、休んでいるのにその日は給料をもらえます。

会社にもよりますが、私の場合、入社時はだいたい年間10日、マックスで年間20日を付与されました。入社後は毎年2日ずつもらえる有給休暇の日数が増えて、いまでは毎年20日間の有給休暇があらたに付与されています。

この有給休暇は2年間の有効期限付きなので、私はできるだけ毎年20日間はどこかで休みをとって消化するようにしています。用事があればもちろん使えますし、風邪で休んでしまった日などに有給休暇をあてると、給料が減らないので安定感が増します。

また、最近の働き方改革関連で、企業は積極的に有給を取らせなければいけなくなったので、職場によってはかなり休みを取りやすい環境になってきてます。

というのも、むしろ上司から有給を推奨されるくらいなので、意外とフルタイム労働であっても自分の時間を確保しやすかったりします。私も好きなバンドのライブがある日なんかは休みをとって遊びに行ったりしてますし、金曜日とか月曜日に有給をとったり、お盆などの長期休暇付近に有給をとることで、連休を自ら延長したりします。

働く環境

同じ職場に通える幸せ

警備会社でアルバイトしていたときは特に、現場が毎日のように変わるので、通勤ルートを毎回調べたり、慣れない土地で道を聞かれたりと、何かとストレスになることが多かった一方、オフィスワークではたまにある出張を除けば、ほとんど同じ職場に同じように通って、同じように仕事ができるので、勤務場所が変わることによる余計なストレスがありません。

日勤

働く時間も一定で、9:00-18:00が基本なので、生活のリズムを整えやすいのがメリットです。

警備会社のころは、現場によって日勤のときもあれば夜勤のときもあり、居酒屋のときは基本的に夜勤が中心でした。夜勤だと時給が上がってタイパ自体はいいように思えますが、生活のリズムが昼夜でぐちゃぐちゃだと、なかなか疲れも取れにくいし、いつも眠くて体調もそんなに良くない日が続きます。

在宅勤務

オフィスワークは基本的にパソコンさえあれば完結する仕事が多いので、在宅勤務の融通が効きます。

某世界的な感染症があったことがきっかけになった感も否めませんが、その頃からリモートワーク化が一気に進み、パンデミックだけでなく、雪や台風の日のような大変な中で出勤しなくても家で仕事ができるようになりました。

アルバイト時代にやっていたのは現場仕事やサービス業が中心なので、現場に行く必要があっただろうし、もしかしたら仕事が減ってまともに稼げない時期もあったかもしれないなと思うと、早めに就職に踏み切って良かったなと思うことがあります。

暑くない・寒くない

外で仕事をしていたときは、日照りの中だろうが吹雪の中だろうが、気合で耐えるしかありませんでしたが、オフィスワークでは冷暖房完備の室内で働けるようになりました。基本的には椅子に座って仕事をすることになるので、運動不足になるのが悩みどころですが、仕事中の快適さは外の現場仕事とは天と地ほどの差があります。

身体にかかる負担が少ないだけで、仕事に行きたくないという思いがかなり軽減されるので、日曜日も憂鬱な気持ちで過ごすことがなくなります。

メンタル

仕事が楽しくなった

アルバイトをしていた頃は、動きの速さだったりとっさの臨機応変さを求められるような仕事が多くて、じっくり物事と向き合って進めるほうが落ち着く性格の私としては、仕事が自分に合ってない感が常にありました。

オフィスワーク中心のホワイトカラー職の場合は、どちらかというと速さやその場の臨機応変さよりも、仕事をきちんと俯瞰して見た上で、物事を上手く進めるための打ち手を抜け漏れなく考えられるかどうかが求められることが多いので、自分の性格とマッチしていることもあってか、毎日楽しんで仕事に向き合うことができています。

その証拠に、どのアルバイトも早くて半年、長くても数年しか続きませんでしたが、就職して正社員になってからは10年以上同じ仕事が続いています。

早く定時にならないか時計とにらめっこしていたフリーター時代と比べると、今では定時が来るのがあっという間だったりもします。

理性的な人が多い

理屈が通じる人が多いのもホワイトカラー職の特徴だと思ってます。アルバイトをしていた頃は、どうしても気合と根性を求められる体育会系のノリも多かったし、比較的、機嫌が悪い人や怒る人と接することも多かったです。

いまの職場では、何かあったとしても解決策を建設的に議論して再発防止を考えられるのが良いところです。

スキル

パソコンが得意になった

オフィスワークの場合、日常的にパソコンを触ることになるので、自然とパソコンが得意になります。私はタイピングが一番自信がなく、ブラインドタッチができなければ仕事にならないのではないかと心配でしたが、毎日触っているうちに自然と早くなりました。

パソコンに関する知識も、毎日触っていると色々なトラブルに出会うことになるので、その解決策を調べて試しているうちに自然と詳しくなっていきます。

他でもやっていけるスキルが身についた

基本的なビジネスメールの書き方から、議事録の書き方、パワーポイントを使った資料作りやプレゼン、エクセルを使った集計や書類作成など、おおよそホワイトカラー職であればどこでも必要そうなスキルが仕事を通して身につくことになるので、たぶん今日クビになってもなんとかなりそうという自信が持てるようになりました。

アルバイトの場合だと、業種が変わると仕事で使うスキルも大きく変わることが多いですが、ホワイトカラーのオフィスワークでは、業種が変わったとしても、パソコンを使って資料作ったり会議したりは共通だと思うので、働けば働くほど仕事に必要なスキルが積み上がってる感を得やすいと思います。

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