正社員は難易度が高い、難しい仕事だという幻想

正社員になるには資格や高度なスキルが必要だとフリーター界隈ではまことしやかに囁かれていますが、そんなことはありません。

確かにそういったものが役に立つ場面もありますが、必ず必要かと問われれば答えはNOです。

アルバイト経験しかないようなフリーターでも、十分に正社員として戦えるという事を解説します。

目次

正社員だからって高度なスキルが求められるワケじゃない

優秀な人だけが正社員をやっているワケではありません。

確かに一部優秀な人はいますが、9割以上は普通の人です。

正社員だからと言って、何か他人よりも優れた特別な能力が求められるという事は無いのです。

必要なのは早めに実務経験を積むこと。資格は入ってからでOK

弁護士のような一部の独占業務を除けば、資格をとってからでないと応募できないという事はありません。

むしろ資格やスキルアップに時間を使いすぎるくらいならば、さっさと正社員に応募して面接を受けてみることをオススメします。

必要なのは一日でも早く実務経験を身に着けること。資格は入社してからでも十分間に合います。

会社によっては、入社してから資格取得のサポートをしてくれるところもあります。

仕事には「一般スキル」と「固有スキル」がある

仕事ではパソコンスキルや経理知識のような「一般スキル」が重要と思われがちですが、実際は会社独自のルールや特定の業界や職場だけで通じる仕事の進め方やルールのような「固有スキル」が重要な場合も多いです。

社内用語や業界用語も「固有スキル」の一例ですね。

正社員経験が無いときは、「一般スキル」を極めてからでないと通用しないと思いがちですが、実際はこの「固有スキル」の習得と絡めて「一般スキル」も同時に身に着けていくものです。

「一般スキル」と一口に言ってもその分野は幅広く、実際には実務で使わない知識もたくさんあるので、会社独自の「固有スキル」で求められる知識と絡めて「一般スキル」も習得する方が効率が良かったりします。

実務経験が何よりも大切だというのはこれが理由で、私も実際に入社してから身に着けたスキルの方が圧倒的に多いです。

みんな得意、不得意がある

英語がすごくできる人でもパソコンは驚くほど苦手だったり、交渉が苦手でもデザインは得意だったり、みんな得意不得意があって、それをお互いに補いあってチームで成果を出すのが会社という場所です。

仮に、いま自分には何の能力も無いと思っていてもOK

仕事をする中で、自分がチーム内の他の人よりちょっと得意かもと思えることがあれば、それを伸ばせばいいのです。

私が正社員になって配属された職場では、パソコンが得意という人は意外にも少なく、自分がエクセルというアプリについて誰よりも詳しくなることで、エクセルで分からないことは私がみんなをサポートできる、というところが自信となりその職場で戦力になることが出来ました。

実務の中で自分の得意分野を見つけることが出来れば、それは武器になります。

ホワイトカラーの職場で求められる能力

たとえ入社時点では能力が無くても、入社してからの成長は求められます。

ホワイトカラーの職場で成長するために必要な力は「言葉を正しく理解し使う能力」です。

例えば、新しい職場に配属されて仕事のやり方を覚えるときに、説明を受けたり、マニュアルを読んで仕事のやり方を覚える時に使われるのは言葉です。

また、いずれ仕事を覚えて自分が説明する側になったり、マニュアルを作る側になった時に重要となるのも言葉を正しく使う能力です。

職場での会話や、チャットやメールなどのビジネスコミュニケーションでも重要となる能力なので、自分が言葉を正しく理解し使えているかは、普段から意識しておいてもいいかもしれませんね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次